ボードゲームに夢中になったキッカケはビジネスになりそうだったから。


先日、株式会社ケンビルさんから販促活動として八王子ボードゲームクラブに「ゾン噛ま」を恵投していただきました。

そのお礼として製作者の丸太様に メール・インタビューをすることになりました。丸太様は株式会社ケンビルの代表取締役です。

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丸太ともゆき様

 

プロフィールを教えてください。

私は株式会社ケンビルの代表で丸田公将(まるたともゆき)といいます。

株式会社ケンビルは2008年に創業したゲーム、ホビー、玩具の小売業を主とする会社です。
従業員3名、パート6名程度の小さい会社です。12月は取り扱い商材の関係上、非常に忙しくさせていただいています。

私自体のプロフィールとしては特段語れるようなことはありません。
アナログゲーム歴は2010年のドミニオン購入からです。デジタルゲーム歴はファミコン時代から色々とやってきました。やりこみゲーが好きですが、やり込む前にほかのゲームに移ります。すぐに新しいゲームを欲しくなるのでボードゲームが性にあっているのかもしれません。

『ぞん噛ま』はどんなゲームですか?

相手の不意を突くゲームです。

ストーリーはゾンビに噛まれてウイルスに感染しました。ワクチンを作ることにしました。
しかし、材料が一人分足りません。ということで、ワクチンを作って素早く脱出しましょう!
最後まで気づかなかった人が負けですよ、というゲームです。

他のプレイヤーを陥れる快感と、負けた悔しさで思わず何回もプレイしてしまいます。
短時間で遊べるのも特徴です。早ければ1ラウンド15秒足らずで終わることもあります。

更に詳しいところに関してはマニュアル等を御覧ください。
20年程度前に仲間内ですごく流行ったゲームがありました。「うすのろ」というトランプゲームの亜種で「バカ」というゲームなんですが、場に4枚のカードを表で並べ、場のカードと手札で交換を行って手札を揃えようとします。そして、手札の4枚が揃ったらそっと机に伏せる。最後まで伏せれなかったプレイヤーが「バカ」と呼ばれ悔しくなるというゲームでした。

手札は手に持ったまま進行するなど、「ゾン噛ま」とは異なったゲームでしたがエッセンスとしては近いものがあります。「ゾン噛ま」はより、陥れる側面を強調したものとなっています。

なぜボードゲーム作りをしているのですか?

会社でボードゲームを遊ぶのを正当化するためです!

というのは半分冗談ですが、元々、社員研修のツールとしてボードゲームに着目し、色々なゲームをプレイしてみました。
2010年頃にドミニオンを購入した記録が残っています。

その後もフレスコなどを買ってプレイしていましたが、弊社の取り扱い商材の拡充の対象としてボードゲームが候補となりました。
折しも、ボードゲームがマスコミに度々取り上げられ、ブームと呼べそうなものになりつつあると判断し、今年の7月から正式に弊社の取り扱い商材とさせていただきました。そして、正式に扱う以上は知らない商品を売るわけには行かないということで(多分に私の個人的な趣味も含みますが)ボードゲームを買い集めてプレイするようになりました(半年で150本ほど私物として購入しています)。

そしてプレイしているうちに気づけば試作品を作成しており、タンサンアンドカンパニー様にもお声がけし、製品化してしまいました。
ハッキリ言って勢いでした。試作品作成開始からデザイン発注まで2週間しかかかっていません。

ただ、作る楽しさにもハマってしまいましたので、今後も出来る限り続けさせていただきます。

好きなボードゲームを教えてください。

あまり重めのゲームはプレイできません。プレイ環境が営業時間中に従業員と手軽にプレイする感じだからです。

そのため軽めのゲームがメインです。オインクゲームズ様のゲームは全て好きですよ。

・ごいた
・ファブフィブ
・ボーナンザ
・ノイ
・ドブル
・ラブレター
・ピット
・アン・ギャルド
・クク
・フレスコ
・ドミニオン
・ライドトゥアメリカ
・コロレット

最初に好きになってゲームはなんですか?アナログゲーム、デジタルゲーム、両方答えていただけると嬉しいです。

アナログゲームとしてはオセロです。
高校生時代は大富豪を徹夜で毎週末遊んでいました(その頃に今持ってるボードゲームがあれば!!)。

デジタルゲームはスーパーマリオでしょうか?「好き」と強く認識したのはファイナルファンタジー2かもしれません。

好きなデジタルゲームはバイオハザードと答えると思っていました(笑)「ぞん噛ま」にTウイルスいますし。ゾンビをモチーフにしているのでゾンビ映画やゲームに造詣が深い方だと思っていました。そういうわけではないんですよね?

バイオハザードは1作目からプレイはしていました。ゾンビものは基本的に好きです。が、造詣は深くないと思います。
(ちなみにT細胞さんはタクアン細胞さんです。全細胞が発酵食品なんですよ。発酵食品でゾンビウイルスをやっつけるワクチンを作るという謎設定です)

前述したようにまずシステムありきでした。
システムに合うフレーバーを探した結果、脱獄とか色々ありましたが、最後の一人が負けるというストーリーにできるものがゾンビネタが一番しっくりきたというのが正直なところです。
ゾンビファンの方々には申し訳ありませんが、いわゆるコアな「ゾンビゲー」としては名乗れないゲームだと自覚しています。

けど、続編はやっぱりゾンビ風味になるかもしれません。フィクション故にある程度好きに設定できるというところもありますね。

睡眠薬などのアクションカードの使い道がよくわかりませんでした。手持ちカードの邪魔になっちゃうのでアクションカードは引いた瞬間に使ってしまいます。睡眠薬カードを使った良い駆け引きの方法はありますか?

http://info.kenbill.com/?p=132
ぜひ、公式サイトのこのページを見ていただきたいのですが、アクションカードはプレイヤーの隙を作るために存在しています。
引いた瞬間に使うで全く問題ありません。一人飛ばすことで自分の手番が早く回ってきます。
実は睡眠薬で飛ばされたプレイヤーへの他プレイヤーからの注意は薄れますので、
プレイ動画のように、睡眠薬で飛ばされて「何をするんだー!」といいつつ伏せるとかいう使われた側の立ち回りは可能です。

ボードゲームを社員研修に導入したのがきっかけだったんですね。何か良い効果はありましたか?

一番の効果は社員がボードゲームを喜んでプレイするようになりました!
私がボードゲームをいくら積んでも苦言が出てきません!

といった冗談は置いといて社内間のコミュニケーションがより深くなりました。
管理職としては一緒にプレイすることで普段の業務では見えない各人の個性も把握しやすいですね。

逆に「成長させる」という目的では難しいと思います。
プレイ前後にフォロー(ホウレンソウなどの仕事の基本ルールの重要性、それをゲームに取り入れるためにルールを改変したり、何も説明せずにプレイした場合と、解説してプレイした場合について実感させたりとか)を入れていけば、まだなんとかなるかもしれませんが、遊ぶだけなら仕事能力の成長というものは見込めないと考えています。

普通の会社であれば多くても月に一回程度遊ぶのが良いのではないでしょうか?

来年のボードゲームライフの抱負を語ってください。ゲームマーケットは来年も出たいですか?

まず、ゲームマーケットには今後も出来る限り出展し続けたいです。2016年の神戸で開催されるゲームマーケットにも申込済みです。
九州からの遠征になるので非常にコストが掛かってしまうのが難点です。将来的には福岡でもゲームマーケットが開催するようになると本当に幸せですね。

そして、2016年の春までにはなんとか新作を用意したいと考えています。
いくつかすでに試作品を作ってはいますがまだまだブラッシュアップ不足です。
繁忙期が終わり次第、仕上げたいです。

さらには2016年中にはゾン噛まの第一版を売り切って第二版を用意できると嬉しいですね。
個人的な目標としては未消化のゲームばかりなので地元のゲーム会に積極的に参加していきたいです。

丸太様近影

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